通常の電子メールは全く暗号化されずにインターネット上を通過し、その経路上にあるネットワーク機器やメールサーバー上に仕掛けを施すことで簡単に盗聴することができてしまいます。
電子メールを暗号化する方法としては、S/MIMEやPGPといった技術を使用する方法がありますが、どちらも手続きが煩雑で、公的認証機関の認証鍵を購入しなくてはならないなどの理由で、なかなか一般に使用されることはありません。
PGPのしくみについて詳しくは下記のサイトに詳しく書かれています。
http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/special/04smime/smime01.html
PGPと互換性を持つオープンでかつ無料のソフトウェアとして、GnuPGというソフトウェアがあります。これをMac OS Xに導入して、暗号化メールを使ってみることにしましょう。
GnuPGというソフトウェアで暗号化/復号化/鍵の生成/署名などを行い、GnuPGMailというプラグインソフトでMac OS X 10.4に標準装備されているApple Mailで簡単に暗号を利用できるようにすることが可能です。
名前、メールアドレス、コメント、パスフレーズを設定し「新規鍵生成」を押します。全ての項目は半角アルファベット・数字・@や"."などのメールで許される記号で記述する必要があります。
ここで、このメールアドレス専用の「公開鍵」と「秘密鍵」のペアが生成されます。
※まだアルファ版なので入力内容のチェックをしていません。異常な文字を入力した結果につきましては一切責任を取りません。
生成した鍵は、「秘密鍵一覧」「公開鍵一覧」で確認することができます。「公開鍵一覧」のところの「公開鍵をテキストファイルに保存」ボタンを押すことで、公開鍵を保存することができます。保存されたテキストファイルの
-----BEGIN PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
から
-----END PGP PUBLIC
KEY BLOCK-----
までの部分を選択し、[アップル]+[C]でクリップボードにコピーします。
これで、誰でもあなた宛に暗号化されたメールを送ることができるようになる準備が整いました。この段階で、自分宛に暗号化メールを送ることができます。
4) 他人の公開鍵の取り込み
UpyoGPGWrapperの「鍵を取り込む」メニューで他人の公開鍵を取り込むことができます。取り込んだ公開鍵は「公開鍵一覧」にも表示されます。
取り込んだだけではまだ使えません。この公開鍵を「信頼」し、「署名」することで使用することができるようになります。「信頼と署名」で公開鍵を選択し、信頼レベル、チェックレベルを設定して信頼と署名の設定をします。
5) GPGMailの起動
受信者の公開鍵を取り込んでいる場合は暗号化してメールを送ることができます。


うぴょりっくソフトでも開発スタッフ・声優さんとの間の開発中データや台詞など重要なデータのやりとりにはGnuPGを使用しています。
これらの操作をターミナルを用いて行う方法もあります。こちらに書かれていますが、やや面倒です。